増える“愛人”志願の女性たち… 「交際クラブ」の知られざる実態
愛人で生計をたてる女性たちが増えている。そんな彼女たちが職を求めて集まるのが「交際クラブ」だ。何人もの「パパ」を作って1億円の蓄財を目指す者、交際相手がいながらもアルバイト感覚で精を出す者。もちろん、なかには「出会いを求めてやってくる30代以上の人妻もいる」(業者)という。愛人という生き方を選んだそれぞれの事情とは-。
「私、フェラーリに乗るのが夢なんです。とにかくお金持ちになりたい。目標は、あと5年で1億円ためることです」
都内某所。待ち合わせ場所に現れた渋谷エリさん(22)=仮名=は、こう言って笑った。
九州の出身。高校卒業後、地元のキャバクラで働き、そこで知り合った「パパ」から会うたびに10万円程度のお手当をもらっている。複数の会社を経営するこの「パパ」以外にも、毎日のように男性と会い、そのたびに3万~5万円を手にする。そんな愛人生活を続けて1年がたつ。
「もっと稼ぎたくなって、1カ月ほど前に上京しました。プロ愛人? そう言っちゃってもいいかもしれないですね」
盛り場で声をかけてきた男性に愛人契約を持ちかけることもある。1日3人と会うこともあり、「多い時には月に300万円稼ぐ」という。
“仕事”を求めて都内の「交際クラブ」にも登録している。そこには、さまざまな事情を抱えた女性たちが集まる。
交際クラブは「デートクラブ」ともいい、金銭的な対価を受け取って男女の出会いを斡旋する業種だ。業者は自治体の条例に基づき届け出が義務づけられている。
あくまで「出会いの場」を提供するのみだが、愛人契約を交わすのを目的に利用する者もいる。都内のカフェで働く森沙希さん(26)=同=もその1人。沙希さんは4年前、交際クラブの1つ「パステローナ」(東京)に登録した。
「もともとはファッション誌のモデルをやっていたんですが、仕事が徐々に減っていって…。知り合いのスカウトマンに『こんなのもあるよ』と紹介されたのがきっかけでした」
フィーリングが合えば、そのまま関係を持つこともある。4時間ほどの逢瀬で受け取る報酬は4万円だ。
「相手は40代から50代ぐらい。会社を経営している人やお医者さんなんかが多い。最後まですることがほとんどだけど、風俗のように不特定多数の人を相手にしなくていいからそれほど抵抗はありません」
付き合って3年半になる同棲(どうせい)相手には明かしていないが、罪悪感は感じない。
「実際、稼げる仕事は限られている。今の彼氏と結婚するかどうかもわからないし、将来のことを考えると、ためられるうちにためておきたいですから」
パステローナには10~30代まで約800人が所属する。男性会員はコース別の入会金1万~10万円のほか、女性の紹介料として3万~5万円を店側に支払うシステムだ。
支配人の神田大地氏は「大企業の秘書や有名女子大の学生、タレントやモデルの卵など、さまざまな女性が登録しています。10~20代の女性では金銭面でのメリットに引かれて登録する人が多いですが、30代以上の女性の中には、純粋に男性との出会いを求める人もいる。その中には人妻もいたりします」と明かす。
現在、こうした交際クラブは「都内だけでも50~60ある」(神田氏)という。
女性問題に詳しいコンサルタントの池内ひろ美氏は、「不特定の男性と関係を持つことに罪悪感や抵抗感のない女性は増えている。特に今の30代女性は性に対する規範意識が低く、アルバイト感覚で手っ取り早く稼ごうという人は少なくないはずだ」と話す。
愛人志願のオンナは増え続けるのか。
これからもっと2極化が進みますよぉ~♪
年収100万円のキムタクと年収1000万円の温水、結婚するならどっち?
結果はジャジャンッ!→ 温水が75%と圧勝
そういうことです。