非合法でも消滅しない韓国風俗街の秘密を探る―中国メディア
中国メディア・黒龍江インターネット放送局は24日、韓国の風俗街の状況にかんする紹介記事を掲載した。
韓国の風俗業は長い歴史を持つとともに、外国人と本国人のサービス提供場所には厳格な区別があるという特徴を持つ。現代では名目上は非合法な風俗業だが、実際にはどこにでもあり、警察も取り締まりしきれないのが現状だ。
ソウルの風俗街では、小さな店が一つまた一つと目に飛び込んでくる。ピンク色の妖艶な照明のもと、露出度の高い女郎が定例行事の如く、道行く人を呼び込むのだ。多くの風俗店が、非合法であるがゆえに中国同様ヘアサロンやバーといった看板を出している。
1988年のソウル五輪開催までは、韓国の風俗業はすべて合法だった。五輪に向けて国のイメージを守るため、韓国政府が取り締まりを宣言。駐留米軍も兵士による女郎買いを禁止した。しかし、風俗業は韓国社会に深々と根を張っており、容認されているのが事実だ。
ソウルのポルノ系ディスコなどは多くの場所が外国人(とくに西洋人)へのサービスを断っている。韓国はほかの先進国のように反人種差別法を制定していないようで、業者が人種による選り分けをすることができるのだ。しかし、韓国人同伴だったり、同じ東アジアの日本人や中国人だったりすると、入れてもらえる可能性がある。ただ、十分な韓国語力(たまに英語、日本語もOK)が前提条件だ。
アジア大会が行われている仁川の酒場街にも、路上に立って客を招く女性の姿が多くみられる。大会委員会は10万個のコンドームを用意したとのことだが、ここで消費されているのだろうか。
(編集翻訳 城山俊樹)
性犯罪率も性病率も他国の追随を許さない理由が外国人と本国人のサービス提供場所に厳格な区別があるところ。